「日本の思想の構造を考えて」

※NO32:文化の継承を考えていました。


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日本の「革新」「中道」「保守」の起源、推進力と日本の未来を考えていました。

当初は「保守」とは何、「革新」(リベラル)とは何のレベルでした。
ですが、この数年で様相は変わってきました。
「保守も」「革新」も姿が薄れたのです。
※関係者を否定するものではありません。

そこで、時間を経て書き残した絵を振り返っているのです。

当初「革新」は軍国を否定する日本人が主体でした。

・連合国・自国も軍国否定(護憲)
 WGI政策、3S政策の推進
 自虐日本人の育成
 (米国次世代倫理として原爆投下の肯定)
・日本の民主化
・コミンテルンの共産主義化
・人権派の育成・護権(アイヌ、部落、在日)
・米国の日本の市場の占有・独占
・賠償に準じるODA(経済援助)の推進

これに対して「保守」は

・天皇制による国体(秩序・誇り)の維持
・日本文化(伝統・生活の智恵)の継承
・厳しい自然への互助/民族統合
・移民による日本文化破壊の防衛
・特亜の反日の脅威への防衛力の強化

新しい日本を創るために、色々な政策があった訳です。


概観では”和”の社会にあって、「人権」を基本とする「革新」「リベラル」があり、
また旧来の「日本文化」の継承を基本とする「保守」があったのです。

「人権」を否定する日本人はいませんが、「人権に伴う平等」が「日本人の和の精神」を枠外に無条件に広げる考えには賛否両論があります。
そこには「和の文化」の破壊・崩壊が想定されるからです。
「郷に入れば郷に従う」が日本の基本にあります。
ですが「郷(日本・地域(藩))」の文化を知らないで、学ばない、協調しないで壕に入れば、地域文化は消滅し地域の繋がりは薄れるのです。
戦後70年の中で行き過ぎた保障問題、在日隠しのための個人情報保護法、国籍(』生産国)隠しの商品表示法などからの弊害(不利益)も指摘されています。

「保守」の危惧の一つはこの点にありました。
世代をつなぐ日本文化が文化そのものの継承を保障しているのか。です。

戦後70年、その間に「欧米の民主化」「グローバリズム」「多国籍企業の自由貿易」と日本は舵を米国に合わせてきました。
結果、日本文化は薄れつつあり、文化の継承と新しい社会システムがバランスをとろうともがいているのです。

日本の要素を再考し、未来を見つめるメモなのです。


詳細は別途です。